2011年4月11日

震災から1ヶ月経った馬場中山生活センターの現状についてお伝えします。

馬場中山生活センター

この建物が馬場中山生活センターです。現在は200人近くの被災者がこちらのセンターでお世話になっております。

馬場中山生活センター

センターからの眺めです。画像が荒いですが写真の中央付近は瓦礫が散乱しています。震災から1ヶ月経っていますが、この地区では瓦礫の除去などはまだほとんど手付かずの状態です。

馬場中山生活センター

センターすぐそばからの画像です。この地区では100世帯近くの住居がありましたが津波の被害を免れた住居は5軒くらいです。 建物の被害は甚大でしたが、不幸中の幸いと言えば海が極端に近いエリアなので地震直後にすぐ避難した方が多く、津波で流された被害者は少ないという点です。

馬場中山生活センター

本日もボランティアの方から支援物資が届けられました。ありがとうございます。

馬場中山生活センター

こちらの場所は震災後にセンターの脇でゴミ焼きをする場所でしたが、次第に被災した若い男性達が集まって休憩する場所となり、 今では瓦礫の中から拾った木材などでちょっとした小屋のようなものを建てて作業する人たちの詰め所のような体裁になっております。 こちらの地区では団結力がとても強く、被災した地元のみんなで協力して男性は力仕事・女性は家事と分担して、毎日いろいろな作業をしております。

馬場中山生活センター

この地区はまだ電気が復旧していないためパソコンを使うことなどしばらくあきらめていたのですが 携帯電話の充電用にとソフトバンクさんが設置していってくれたバッテリーをパソコンとデータ通信端末の充電にも使わせていただき、 インターネットにも接続可能になりました。

馬場中山生活センター

夜の明かりとしては支援物資で届いたソーラー充電タイプのLEDランタンが活躍しています。 かなりの明るさで夕方から翌朝まで点いているので大変助かっております。 小型の発電機もありますが、ガソリンをなるべく消費しないように最小限の利用にとどめています。

現時点ではまだ電気・水道は復旧の目処が立っておりません。

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